エルヴィスによる好きなカバー曲

有名な曲はたいていの場合いろんな歌手がカバーしている。それはやっぱりいい曲だからだろう。聴き比べるて違いを感じるのはもちろん面白いのだろうけど、あまりいろいろ考えないでただ聞くだけでやっぱりいいものだ。今回は僕が好きなエルヴィスがカバーした曲を2つ挙げたい。ここにあるのはエルヴィス・バージョンは好きなのだけど、誰が歌ったものもいいなあと思ってしまうのは、もともとその曲が好きなだけかもしれない。

エルヴィスの最期の年である1977年のコンサートでの “Unchained Melody” が見つかった。ピアノを弾きながら歌っているエルヴィスはかなり太っている。

こちらの “Bridge Over Troubled Water” もいいなあと思う歌で、サイモン・ガーファンクルを聴いてエルヴィスを聴いてと繰り返すと楽しい。

明日への願い

最高に大好きな一曲を何度も繰り返し聞くというのはどんな時でもいいものだ。私の場合はエルヴィス・プレスリーの「明日への願い」。原題を「If I can dream」というこの曲は1968年のカムバック・スペシャルの最後に選んだエルヴィス自身もお気に入りの曲なのだ。曲も歌詞も全てが最高の一曲だと思う。

It’s Now or Never

1月8日はエルヴィスの誕生日だった。そういうわけなのか今月はエルヴィスの曲をよく聞いているような気がする。やはり「Elvis: 30 #1 Hits」が何度でも聞く一枚なのは以前にも書いたとおりなのだけど、その30曲の中でもいま一番は「It’s Now or Never」だ。エルヴィスのカンツォーネの曲はみんなヒットしていて、そんな中でも「It’s Now or Never」は1000万枚以上売り上げた大ヒット曲らしい。2年ほど前にお酒のCMでも使われていたと思う。

「It’s Now or Never」 というのは、「今しかない」という意味なのだろうけど、そんな「Now(今)」なんてほんとうにあるのかな。「今」がその「Now」だと思えれば何度でもいつでも「Now」になるのだろうという気がする。「Now」を過ぎてしまったら「Never」だなんてことはないと思う。そうはいってもやはり、(むしろ、そうだからこそ)「It’s Now or Never」という気持ちでいなければと思う。

You don’t have to say you love me

「この胸のときめきを」という邦題のつけられているこの曲も私のお気に入りの一つ。この曲でなによりカッコいいのがこの歌い出しだ。エルヴィスの曲はみんな歌い出しのいいものが多い。そんな中でも特にこの曲は格別だ。「When I said」で一呼吸おいて「I needed you」となるところが何度聞いてもいい。そう思っているのは私だけではないみたい。

このイントロなしでいきなり「When I said」と歌い始める「この胸のときめきを」は、 その映画「エルヴィス・オン・ステージ」が大ヒットして、よくラジオでかかっていたのを聴いて買ったと思います。カッコイイー!!と思って買いました。
この胸のときめきを/エルヴィス・プレスリー | フカヤドットネット

イントロなしで、いきなり 「When I said I needed you」 と歌い出す「この胸のときめきを」には、幼いながらに何か痺れるものを感じていました。
私はただ単に、この曲の始まりが好きだったんです。
You Don’t Have To Say You Love Me | マイケル・ジャクソンに想う

「ELVIS 2ND TO NONE」のライナーノーツによればこの曲は「It’s now or never」「Surrender」などに続くカンツォーネ・カバーということらしい。このシリーズはみんないい曲ばかりだ。ちなみに「You don’t have to say you love me 」という英語版を歌って最初にヒットさせたのはダスティ・スプリングフィールドで、こちらもいろんなコンピレーションアルバムに登場しているので聞いたことのある人は多いはず。私はエルヴィスバージョンのほうが好きですが、みなさんはどうですか。

エルヴィスは75歳!小泉純一郎は68歳!

youtubeにアクセスしたらいきなり「The Elvis Cruise 2010」のビデオを発見。さすがはアメリカ、海の向こうではこんなイベントが行われているのか。久しぶりにエルヴィスのウェブサイトにつないで思い出した。来年の1月8日は75歳の誕生日だったのだ。記念すべき生誕75周年だ。いくつもの記念CDも発売になることだろう。

エルヴィスのホームページには「ELV75 Celebrating 75 years of Elvis Presley」ということでタイムラインのスペシャルサイトが登場していた。そこにエルヴィスの歴史から75のイベントが紹介されていた。その73番目にびっくりした。なんと我らが小泉純一郎がエルヴィスの家を訪問した時ではないか。イカすサングラスのコイズミはやっぱりカッコいい。

あのサングラスが欲しいな。ジャンプスーツも欲しい。アイウォント・サングラス、アイニード・ジャンプスーツ、アイラブ・エルヴィスだと思う。

書き忘れていたけれど、小泉純一郎もエルヴィスと同じ1月8日の誕生日なんだ。スゴイ。

エルヴィスとの出会い

いつかもブログに書いたように私のお気に入りはエルヴィスだ。そのエルヴィスとの出会いは2003年のことだ。

それ以前からもちろん、エルヴィスの名前も、世界で最も成功した歌手だということも知ってはいた。だけど、曲を聴いてみようとは考えもしなかった。だけどあるとき偶然に、ネットサーフィンをしていたら見つけてしまったのがELVIS 2ND TO NONEのサイトだった。あまりにカッコよすぎた。これを見たらもう、好きにならずにいられない。さっそくこのCDを買った。

そしてしばらくして、このCDアルバムがELV1S 30 #1 HITSに引き続いて編集されていると知り、迷わずこちらのCDも買った。これまた最高のアルバムだった。そんなわけで、いまも私にとってこの二つのCDは特別で、常にカーオーディオに入っている。