HHKB Pro2 のキーマッピングと IME を Windows10 で設定する

掃除をしてきれいになった HHKB Pro2 の設定方法で苦労したのでまとめておきたい。長らく自宅のパソコンはMac mini で、これに HHKB Pro2 をつないで使っていたのだけど、Mac mini が古くなって調子が悪くなったのに新しいMac miniが発売される気配がないのにしびれを切らして、Windowsに乗り換えている。買ったのは HP Pavilion Gaming Desktop 790というシリーズのものだ(ちなみにHP Pavilion Gaming Desktop 790にはもともとPavilion Gaming Keyboard 800 / 500 というフルサイズのUSキーボード(英語キーボード)が付いている)。ただ、実際にはこのPCを買ってすぐに新しいMac miniが発売されたので、我慢できずに乗り換えたことをちょっと後悔した。後悔した理由は、キーボード操作が違って困ったということで、それを解消しようというのが今回のブログ記事の内容である。だから、今回私のやった作業の内容というのは、Mac mini時代の設定に近い形で、Windows10で使い勝手が良いものに設定するということになる。

まず、前段階の準備として、Windows10を日本語でセットアップしている場合、初期設定では日本語キーボードを使用することになっているので、英語キーボードを使用する状態にしておく必要がある。それには、Windowsの設定がら、「時刻と言語」→「言語」の画面で、「優先する言語」の「日本語」をクリックすると出てくる「オプション」から、ハードウェアキーボードレイアウトの「レイアウトを変更する」で「英語キーボード(101/102キー)」を選択して再起動することが必要だ。これにより、日本語キーボードのレイアウトから英語キーボードのレイアウトのキーボードが使える状態になる。

ここからが、HHKBに必要な設定だ。やった内容はこの3つだ。まず、HHKB Pro2の背面スイッチの設定。次に、キーマッピングの変更。最後に IME の「かな/英数」の入力切替方法の変更だ。

最終的なキーマップの目標はこの図の通り。
キーマップ変更2

もともとのHHKB Pro2 が、この通りなので、4つのキーを変更している。(ちなみに変更前のデフォルトの状態ではIMEの「かな/英数」の切り替えは「[Alt]+[`]」のトグル切り替えになっている。)
pro2_keytop_a_l

まず、MacとWindowsのキーボードの違いとして、MacのDeleteキーはWindowsのBack Space(BS)キーの挙動と同じだということだ。そして、MacのCommandキーはWindowsのControl(Ctrl)キーに相当するということだ。この2つの違いをクリアしたい。

第一に、キーボード背面(後部)のDIPスイッチの設定でできるところまでをやる。背面スイッチの設定は、次のようにした。

SW1 ON
SW2 OFF
SW3 ON
SW4 OFF
SW5 OFF
SW6 OFF
(SW1とSW3だけON)

これで、HHKB Pro2の右上のDeleteキーがBSキーに変わる。(「Fn+BS」でDeleteキーになる。)
現段階では◇キーがWindows(Win)キーになっている。

第二に、KeySwap for XPというフリーソフトで、キーマッピングをさらに変更する。KeySwap for XPという名前だけど、XPだけでなくWindows10でもきちんと動く。
設定は次の写真のとおりである。右上を「英語キーボード」画面に切り替えて、1~3を変更した。このソフトの図はHHKB Pro2と違うので、深くは気にしない(ソフト上でESCキーや[`]キーなどはうまく反映できていない)
SeySwap2019-10-15
左Win(◇キー) → 左Ctrl
右Win(◇キー) → 右Ctrl
右Alt(Altキー) → 右Win
である。これでキーマッピング自体は完成だ。

第三に、「かな/英数」の入力切替を「[Ctrl(◇)]+[Space]」のトグル切り替えに変更する。私はGoogle日本語入力を使っているのだけど、他のIMEでも基本的な操作は同じだと思う。
Google日本語入力の「あ/A」と書かれているボタンの右クリックからでてくるプロパティ画面で「キー設定の編集」をクリックする。
Google日本語入力2019-10-15
そして、左下の「編集」から「エントリーを追加」をする。
Google日本語入力キー設定22019-10-15
今回は、「Control + Space」のトグル切り替えにするために、次の4行を追加する。
Google日本語入力4行追加2019-10-15
ここの下4行だ。
Google日本語入力キー設定32019-10-15
ボタンを色々触ったり、キーボードを色々押して追加するのだけど、文字にすると、次のものを追加していることになる。
status key command
DirectInput Ctrl Space IMEOn
Precomposition Ctrl Space IMEOff
Composition Ctrl Space IMEOff
Conversion Ctrl Space IMEOff
これで、IMEの「かな/英数」の入力切替は「Control + Space」のトグル切り替えに変更された。

これでほぼ、Mac miniで使っていたときと同じような使用感になった。ただ、ちょっと違う点や気になる点もある。この設定変更で、Controlキーが3つになっているのだ。3つもいるのかと思う。特に[A]キーのとなるりのControlはいらないのではと思って、CapsLockにしようかとも思ったけど、CapsLockこそ使わないから、それよりはよく使うControlが3つある方が良いかなという言うことでそのままにしてある。

そして、AltキーとWinキーだ。左をAltキーにして、右をWinキーにしたけど、逆のほうが良いのか悩んだ。ただこれまでのキーボードショートカットと[Fn]キーの位置から考えると、左がAltキーで右がWinキーというのが使い勝手が良さそうに思う。とくにHHKBでは[Fn]キーを十字キーで使うことが多いので「Alt+十字キー」という組み合わせのショートカットを考えると、Altは左が良いような気がしたのだ。

とりあえずしばらくこれでやってみて、調子が悪いように感じたらまた設定を変更したいと思う。

絶景の蔵王樹氷号

1月27日にJRバス東北の企画する「絶景の蔵王樹氷号」というツアーに参加した。とても人気のようで空席はないと思っていたのだけど、運良く予約することができた。仙台駅東口発の山形蔵王への日帰りツアーである。バスツアーの例に漏れず4000円ととてもオトクな料金である。自力で電車やバスなど公共交通機関を乗り継ぐというのは、本数が少なくて距離以上に時間が掛かるし、待ち時間が寒くてつらい。かといってレンタカーを運転するというのも雪道が怖いので難しい。やはり東北の冬はバスツアーに限ると思う。

バスツアーの楽しみは、バスガイドさんのトークと、乗り合わせた人たちとの会話である。バスガイドさんの話はやはりプロの話だけあって面白いし、たまたま隣の席になった人と色々話しながら向かうのも楽しいものだ。

バスで蔵王に着いたら、ロープウェイで蔵王山麓駅から蔵王高原駅へ、更に乗り継いで地蔵山頂駅へと登る。ロープウェイのゴンドラはスキーヤーでいっぱいだった。スキーヤーはかなり外国人が多いと思った。樹氷の間を縫って滑っていくのは外国人にも人気なのだろう。

頂上はとにかく寒くて白かった。吹雪のせいで、樹氷を見るどころかホワイトアウトといってもいいほどだった。ガイドブックの写真のように晴れて視界がクリアという日は多くはないらしい。そうはいってもせっかく来たのだし何か見て帰らなければと、と落ち着いて眼鏡の曇りを拭くと、白いだけの視界だと思っていた中に樹氷が見えてきた。

有名なお地蔵さんは雪で胸元まで埋まっていた。手前の賽銭箱にはスキー板が履かせてあった。自分が立っている地面というのも実は厚い雪の上にあって黒い土はずっと下の方なのだと知らされた気がした。

ロープウェイの途中の蔵王高原駅で降りて歩くと吹雪はまったくなくてとてもいい景色だった。

スキーヤーの背中を見ながら私も次に来た時は蔵王でスキーをしてみたいと思った。

蔵王ロープウェイのゴンドラから見下ろした樹氷の景色の映像はこちら。
(山頂線)

(山麓線)

桜山駅周辺食べ歩きマップ3

今回も、桜山駅周辺食べ歩きマップの続きだ。

桜山駅周辺食べ歩きマップ 1 2 3

○サクラサイドテラス(名古屋市瑞穂区瑞穂町川澄1 名古屋市立大学西棟 1F)
カレーといえば、桜山キャンパスの西棟のなかにあるサクラサイドテラスのカレーもスパイシーでおいしいです。カレーもおいしいですが、それ以外のメニューもおすすめです。個人的には「5時間煮込んだトマトパスタ」と「大きな有頭海老フライランチ」が特に好きです。

○タルボット(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-29)
名古屋市博物館の北にあります。アンティークな雰囲気のお店です。ランチのメニューはどれもおいしいのですが、イタリアンのお店ということもあって、スパゲッティが特においしいと思います。ここの「アラビアータ」が私の好みです。

○長寿園(名古屋市昭和区菊園町1-16)
大学の正門を出て南側の通りを東に歩いて野垣病院のすこし先にあります。あんこがとてもおいしい和菓子屋です。上生菓子はいつもどれもおいしいので一つか二つ買って帰って家でゆっくりいただきます。買い物に行くとたいてい味噌松風というこのお店の人気のお菓子一切れとお茶を一緒に出してくれてうれしいです。それから、本わらび粉で作ったここの「わらび餅」は、やわらかくて中のあんこも美味しくて、名古屋の和菓子屋では一番だと思います。

○鰻とみた(名古屋市昭和区菊園町3-19-1)
長寿園からさらに少し東に歩いたところにある鰻屋です。鰻屋なので当然ですが「うなぎ丼」がおいしいです。この鰻屋には、私が研修医だった頃に呼吸器内視鏡の学会が名古屋市立大学であったときに食べに来た思い出があります。道路に向けて2台の換気扇から放出される鰻の焼ける匂いでつい食べたくなってしまいます。

桜山駅周辺食べ歩きマップ2

昨日に続いて、桜山駅周辺食べ歩きマップである。

桜山駅周辺食べ歩きマップ 1 2 3

◯キッチン和(名古屋市昭和区陶生町1-8)
山本屋のすこし東にある定食屋です。日替わりランチは、肉、魚、丼の3種類あってそれぞれ700円でどれもおいしいです。ほかにもいろんな定食のメニューがありますが、私は、このお店の魚の唐揚げや竜田揚げやフライがとくに好きです。

◯ブレヴァン(名古屋市昭和区陶生町1-7-6)
八熊通りにあるパン屋です。いつも駐車場に警備員がいるぐらい人気で、店内も常に人でいっぱいです。甘いもの好きな私は、フルーツがのっているパンやパイが好きで、ときどき買って帰ります。

◯吉野家 市大病院前店(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-2)
地下鉄桜山駅の5番出口のすぐ脇にあります。個人的な牛丼やカレーの好みは吉野家よりもすき家なのですが、大学生時代によく出場していた囲碁大会の会場の横が吉野家で昼休憩にはいつも利用していたこともあって、今もなんとなく気になる牛丼屋チェーンです。このお店の奥にはいまだに喫煙室があります。名古屋市立大学禁煙推進委員会の委員を拝命している私としては分煙ではなくて禁煙にしてほしいところです。

◯ブルーデル(名古屋市瑞穂区駒場町5-12-5 ハイライズ瑞穂 1F)
以前は今の場所よりもう少し北の、「市大病院前」交差点のすぐ西にあった人気のパン屋です。ドイツパンで有名だそうです。パンのことはよくわからない私は、レーズンやナッツなどが生地に入っているパンを2、3個買って帰ります。家でもう一度温め直してお茶と一緒に食べるのがいいです。

◯なつめコーヒー(名古屋市瑞穂区駒場町1-10-1)
ここは滝子キャンパスでの教養の講義に向かう途中で見つけたコーヒー屋です。桜山は毎年春にカレーまつりが開催されているぐらいカレーがおいしい街だそうですが、このコーヒー屋のカレーもなかなかおいしいです。ランチタイムは「日替わりカレー」が出てきます。

洋菓子・喫茶ボンボン

お酒の飲めない甘党の私としては、今後はとことん甘味を追求していく。名古屋というのは洋菓子も和菓子もお店が多くて甘党の私には悪くない場所だ。

私が大学生になった頃からだからもう15年以上前から気になっていたのが、名古屋市東区泉にある洋菓子・喫茶ボンボンというお店だ。すぐそばに日本棋院中部総本部があるので、囲碁の大会などに行くたびに、ボンボンの前を通っていた。どことなくレトロな雰囲気で気になっていたけれど一度も入ったことがなかった。

今回食べたのは、渋皮モンブラン(370円)。甘さが染みてとても良かった。最近の人気ケーキ屋は1つ1つの値段が強気で500円ぐらいすることが多いのだけど、ボンボンは値段も昔のままなのかとてもお手頃だった。ここにしか無いというような珍しいケーキがあるわけではないのだけど、とにかく美味しいという点では間違いのない洋菓子屋だと思った。

渋皮栗のモンブラン

ボンボンケーキ / 高岳駅久屋大通駅東大手駅

昼総合点

甲府の旅

1月25日から27日まで甲府駅前で日本疫学会があった。私にとっては初めての甲府だ。今回乗った電車は次の通り。

■名古屋
↓ 08:00〜09:53
↓ JR特急ワイドビューしなの3号 長野行
↓ 10番線発
■塩尻
↓ 10:03〜11:05
↓ JR特急あずさ12号 新宿行
■甲府
名古屋〜甲府 4,750円
名古屋〜塩尻 2,160円 (特急自由席料金)
塩尻〜甲府 1,180円 (特急自由席料金)

私は特急が好きだ。新幹線と違って、特急は車内に踏み入れた瞬間に、一気に旅モードにしてくれる。ちょっとローカルで野暮ったいんだけど、それがかえっていいのだと思う。

食事のことも忘れないように書いておこう。甲府に出発する前に名物料理をネット検索するとやはり「ほうとう」が一押しだった。どこでほうとうを食べるのがいいんだろうと悩んだのだけど、駅前にもある「小作」が良さそうだとなった。旅先でおいしい和菓子屋を見つけて食べ比べするのが好きなのだけど、今回は時間がなくてそれはできなかった。結局、この旅で食べられたのは、

塩尻駅で買った駅弁の「とり釜めし」を特急あずさの車内で

ミレーで有名な山梨県立美術館のレストランで「ミレーの種をまく人 アートドリア」

小作甲府駅前店で「かぼちゃほうとう」を

そして、勝本くんに教えてもらった甲府駅北口近くの生そばきりで「せいろ」と「鳥もつ」

土産に買った澤田屋の「くろ玉」

どれもとても美味しかった。少なくとも今なら写真を見るだけでも味もをしっかりと思い出せる。美味しいものを食べられるとそれだけでも旅の記憶が立体的になるような気がする。

Curriculum Vitae (CV) の書き方

CV こと Curriculum Vitae をアップデートしようとしたのだけど、どういうCVが良いCVなのかという疑問が湧いてきて、いろいろ調べていた。なかなかいい情報というのが日本語では少ない。海外の大学などのサイトで見つけたものが割りと詳しくて、信頼できそうだった。

日本の大学ではこういうCVや履歴書の書き方講座なんてほとんど無いのじゃないかと思う(東大のような大きな大学ならあるのだろうか)。就活学生向けの情報というのはあるけれどもちょっと方向が違う。アカデミックなポジションを探している学生や研究者向けの情報というのは本当に少ないのでなんとか増えて欲しいものだ。

当然だけど送る相手によって内容を書きなおすべきなのだけど、ここに書いてあるのは私のような理系の大学院生を含む若手研究者ならたいてい応用大丈夫だと思う。CVとResumeの違いがいまいち正確にわかっていので両方の情報が混ざっているかもしれないけれど、CVについての情報がほとんどだと思う。

スタンフォード大学
https://beam.stanford.edu/sites/default/files/stanfordphd_cg15-161.pdf

ハーバード大学
http://ocs.fas.harvard.edu/files/ocs/files/gsas-cvs-and-cover-letters.pdf

コロンビア大学
http://www.careereducation.columbia.edu/sites/cce/files/Resume_Planner_2010-2011_Web.pdf
http://www.careereducation.columbia.edu/sites/cce/files/columbia_cpg15-16.pdf

ブラウン大学
https://www.brown.edu/academics/medical/sites/brown.edu.academics.medical/files/uploads/CV%20Writing%20Tips_0.pdf

UCLA
https://grad.ucla.edu/asis/agep/advcv.pdf

UCバークレー
https://career.berkeley.edu/PhDs/PhDCV
https://career.berkeley.edu/sites/default/files/pdf/Guide/ResumeLetterWriting.pdf

UNCチャペルヒル
http://writingcenter.unc.edu/handouts/curricula-vitae-cvs-versus-resumes/
https://careers.unc.edu/sites/careers.unc.edu/files/documents/Writing%20a%20CV.pdf

チック・コリア&小曽根真@愛知県芸術劇場

5月27日のことだけど、仕事のあと、念願の「チック・コリア&小曽根真 ピアノデュオ プレイズ・アコースティック」を聞きに愛知県芸術劇場コンサートホールに行ってきた。

chick corea ozone makoto

生チック・コリアは今回が初体験なのだけど、期待以上だった。私の席は小曽根真の背中側でチック・コリアの正面といったところだった。チック・コリアはとてもお茶目で、脇から登場するなり、iPhoneで客席の写真を撮ってニコニコしていた。もうちょっと難しそうな人なのかなとずっと思っていたので意外だった。チックはわかりやすい英語を選んで話してくれたので、チックの冗談に客席がそのまま笑いで返したりととても心地よかった。

chick corea ozone makoto

小曽根真はチックコリアとの思い出などをいっぱい話してくれた。私はこれまでどういう接点があったのか知らなかったのでとても興味深く聞いた。二人の掛け合いのトークもとてもおもしろかった。もしもまた二人のデュオがあったら(もちろんデュオでなくても。)また聞きに来たい。それから、コンサートホールでのライブはいいなと思った。客席で拍手がスーッと始まってスッと収まるのはやはりゾクゾクする。

chick corea ozone makoto

R使える本

Rでデータ解析するときに手元にあると便利だと感じた本を紹介したい。多少の統計の知識があって、それを実際に自分でやってみたいという人に役立ちそうな本だと思う。個人的には、その本を教科書のように最初から最後まで順番に読んで覚えていくという風な使い方はしていないし、そういう使い方には適した本ではないかもしれない。

Rそのものの基本的な使い方は、ウェブ上にある入門的な勉強会の資料など(PDFやslideshareなどになっているもの)を、いくつか読んで、あとはただただ目の前のデータと一緒にやってみるのがいいと思う。そんなときに手元においておいて参考書や辞書のように使えそうな本を挙げてみた。本とGoogleで検索してやり方を発見するのがいいと思う。それから、Rでやったほうが楽なことはRでやるけれど、Excelでやったほうが楽なことは素直にExcelでやるのも大事だと思う。(とくによく使っている本に※を付けた。)

RStudioではじめるRプログラミング入門
Garrett Grolemund (著), 大橋 真也 (監修), 長尾 高弘 (翻訳)

Rによるやさしい統計学
山田 剛史 (著), 杉澤 武俊 (著), 村井 潤一郎 (著)

The R Tips―データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集
舟尾 暢男 (著)

Rクックブック
Paul Teetor (著), 大橋 真也 (監訳), 木下 哲也 (翻訳)

改訂2版 R言語逆引きハンドブック※(6月末に第3版が出版予定らしい)
石田 基広 (著)

Rクイックリファレンス 第2版
Joseph Adler (著), 大橋 真也 (翻訳), 木下 哲也 (翻訳)

データ分析プロセス (シリーズ Useful R 2)
福島 真太朗 (著), 金 明哲 (編集)

アート・オブ・Rプログラミング
Norman Matloff (著), 大橋 真也 (監訳), 木下 哲也 (翻訳)

Rグラフィックスクックブック ―ggplot2によるグラフ作成のレシピ集
Winston Chang (著), 石井 弓美子 (翻訳), 河内 崇 (翻訳), 瀬戸山 雅人 (翻訳), 古畠 敦 (翻訳)

澤野工房

ゴールデンウィークに大阪へ行った。大阪市立美術館の「王羲之から空海へ」を見るためである。国宝だけで30もあるとても豪華な展覧会だった。トーハクで王羲之を見てから、書の展覧会を見に行くのが楽しくなったのだけど、もうしばらくこの気持ちは冷めないと思う。

大阪市立美術館は天王寺駅の近くで、そこから少し歩くと、通天閣が見える。通天閣を見ると、わたしはついつい「ふたりっ子」を思い出すのだけど、その新世界の商店街を歩いていて、もう一つよらなければと思いだしたものが「澤野工房」だ。澤野工房という名前を知ったのは、私の好きな山中千尋の古いアルバムを探していた時だっったと思う。もともとは大阪の履物屋だったのが、ジャズが好きで輸入などしていてレーベルまで作ってしまって気がつけば超有名なジャズ・レーベルということらしい。すごくカッコいい話だ。そんな店には行かなければと思いつつ行けずじまいだったのだけど、この日は忘れずに寄ることができた。

本当に履物屋で、下駄やらいろいろ並んでいる。履物を買いに来ている人が店先にいて興味のない人にはただの履物屋だろうと思う。中に入ると、店主の澤野さんがいて、ジャズファンと話をしていた。私もつい耳を手向けてしまった。私はそこで山中千尋のCDを3枚買った。久しぶりの買い物だ。おもわず、澤野さんにサインをねだってしまった。7月には名古屋ブルーノートで山中千尋のライブがある。それまでこのCDを聴きまくろう。

osaka

osaka

osaka

オープンデータで愛知をハックしようハッカソン!参加レポート

5月28日に名古屋の吹上ホールでオープンソースカンファレンス2016が開かれて、その9階で行われた「オープンデータで愛知をハックしようハッカソン!」に参加した。Code for Nagoyaで準備もするということで、私は朝はCode for Nagoya のチラシをコンビニへプリントしに行った。このハッカソンは、アーバンデータチャレンジ愛知のプレイベントにもなっている。

午前中にスライドレクチャーなどが合って、そのあとグループ分けがされて自己紹介などをした。私は医療チームで6人組になった。昼は吹上駅近くのコメダ珈琲にみんなで行った。午後のハッカソンの作業そのものの時間は2時間程度だったのだけど、結構出来るもので最終的に「休日診療検索マップ」というものを作った。提供供してもらったさくらのサーバーに作ったものをこんな感じで発表できた。

osc 2016 nagoya

osc 2016 nagoya

とても楽しくて勉強になった。また次回も、参加したい。

togetterに私も写真で出ている。

六角棒レンチ

自転車をこいでいる途中ずっとなんだかお尻がヘンな感じだった。信号で停まったらサドルが横向いていた。どうやらネジが締まっていなくてサドルがしっかり固定されていないようだった。直さなければと思ったけれど、工具がなかった。自転車を買ってから5年ぐらいにはなるはずなのに、なんの工具も持っていない。ホームセンターにいろいろ買いに行こうと思ったのだけど、なかなか行けそうにないし、すぐに欲しかったので、手っ取り早くアマゾンで六角棒レンチを買った。

hex key

届いてみると結構長めで、楽に締められていいものを買ったと思った。太いものもあるので、ほかにもいろいろ使いみちがありそうでいい。工具が手元にあるというのは、それだけで腕が上がったような気がするのがなかなかいい。

bike seat post

サドルの方もこの通りきちんと固定された。この汚れのところまでサドルが緩んで落ちてきていた。ちょうどいいサドルの高さというのがいまだにわかっていなくて、本当にこの高さでいいのかしっくりきていない。調節するための工具を買ったことだし、サドルだけでなくいろいろ気軽に買えられるのだから、いい位置を見つけるために時々触ってみようと思う。

実習用オープンデータまとめ

社会医学の実習で学生が使えそうなオープンデータをまとめることにする。自分で探してみるとなかなか見つからないものである。こういうテーマでデータを探しているという時にもっと簡単に見つかる仕組みがあれば、たぶんもっとオープンデータ(だけの問題では無いけれど)は利用されて、オープンデータの有用性や存在意義が理解されるのではないかなと思った。

DATA.GO.JP データカタログサイト
http://www.data.go.jp/

e-stat 政府統計の総合窓口
http://www.e-stat.go.jp/

厚生労働省 統計一覧
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/

がん登録・集計
http://ganjoho.jp/reg_stat/

地域のオープンデータ

名古屋市 オープンデータ
http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/388-0-0-0-0-0-0-0-0-0.html

愛知県 オープンデータカタログ
http://www.pref.aichi.jp/life/7/

海外のデータ

DATA.GOV
https://www.data.gov/

Healthdata.gov
http://www.healthdata.gov/

#オープンデータまとめ

code for nagoya オープンデータ一覧
https://github.com/code4nagoya/opendata/wiki/dataset

随時アップデート予定。こんなのありますよということがあればコメントやメールください。

R 入門

Rの勉強会をすることになった。はじめてRをインストールするところから、なんとか自分で統計解析がひととおりできるようになるまで、がとりあえずの目標である。そこまできたら、あとは自分ひとりでも本やウェブ上の情報をもとに、自分のやりたいデータ解析はできるはずだ。

とはいっても、私自身、本格的にRと接するようになって2ヶ月…現在進行中で勉強中だ。だからこのページは自分が勉強してこれはいいとおもった入門の方法とサイトの紹介でもある。Rそのものについては私なんかが説明したり説明する資料を作るよりも、もっと良いサイトがウェブ上にいっぱいあるわけだし、そこはウェブ上のプロたちに任せることにする。(このベージは随時アップデートしたい。)

1. とりあえずインストールするもの

RとRStudioをインストールするのがスタート地点なので、これがないと始まらない。RもRStudioも最新をインストールする。現時点でR3.3.0。RStudio Desktop Open Source Editionをインストールする。

https://www.r-project.org/

https://www.rstudio.com/

2. 困ったときはとにかく検索
わからない時はウェブを検索すると、だれかが親切に教えてくれることが多い。

わからない時はとりあえずググる。ググるとたいていのことはなんとかなる。みつけたらコピペして試してみる。
https://www.google.co.jp/

SeekRはR専用のサーチエンジン。Googleでうまく見つからない時はSeekRでググる。
http://seekr.jp/

SlideShareにどこかのR勉強会の資料がアップロードされていることがある。かなりマニアな内容が丁寧に解説されていることも多い。
http://www.slideshare.net/

3. Rの勉強のために使えるサイト集
あとは簡単な入門書やウェブ上の解説・入門記事を見ながら、実際にデータを使ってRを触っていけばなんとかなる。うえのほうが本当の入門用の解説で、下のほうは辞書的に使えそうな情報たくさんのサイトなど。

はじめてのR
http://www.slideshare.net/m884/japan-r-15432969

10分で分かるr言語入門ver2.15
http://www.slideshare.net/akiaki5516/10rver215-15-1010

R初心者のためのR操作ゼミ
http://www7.atwiki.jp/hayatoiijima/pages/34.html

統計ソフトRの使い方
https://sites.google.com/site/webtextofr/home

統計ソフトRを使った統計学実習
https://sites.google.com/site/courseofr/home

Rによるデータ解析入門
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/R/c2.pdf

統計処理ソフト R 入門 講習会資料
http://ofmind.net/doc/r-intro-lecture

Rクックブック付録
http://www.oreilly.co.jp/pub/9784873115337/r_ckbk_webapp.pdf

Rの導入とRStudio事始め(改訂版)
http://www.slideshare.net/TakashiYamane1/rrstudio

実践! Rで学ぶ統計解析の基礎
http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/index/stat.html

ggplot2再入門
http://www.slideshare.net/yutannihilation/ggplot2-53851875

統計用言語Rの使い方(2014)
http://www.slideshare.net/ssuser29c971/r-34927385

Rオンラインガイド
http://psycho.edu.yamaguchi-u.ac.jp/?page_id=242

ドットインストール R言語入門
http://dotinstall.com/lessons/basic_r

保健・医療研究の進め方入門 —R と EZR を用いて—
http://minato.sip21c.org/ebhc-text.pdf

R、R言語、R環境・・・・・・
http://mjin.doshisha.ac.jp/R/

R-Tips
http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips/r.html

無料統計ソフトRで心理学
http://blue.zero.jp/yokumura/R.html

租界〈R〉の門前にて —— 統計言語「R」との極私的格闘記録
http://cse.naro.affrc.go.jp/minaka/R/R-top.html

続・わしの頁
http://nfunao.web.fc2.com/

私が使ってみてよかったという本についてはまたあらためてまとめるつもり。
まだまだあると思うので、(私も探しているので)、おすすめサイトなどありましたら教えてください。

米屋の手づくりおにぎり多司

onigiri

名古屋市立大学の近所で、桜山の交差点にあるおにぎり屋である。おにぎりそのものはふんわりとしていて美味しいし、おにぎり一つのボリューム満点で値段も安いので、気に入っている。けっこう人気のようで、お店の前にはいつも客がいる。このおにぎり屋、どうやらチェーン店のようで、「多司」は「たし」と読むらしい。

onigiri

onigiri

はじめてこのお店にいったとき、お腹が空いていたこともあって4個買ったのだけど、全部は食べきれなかった。大きさはコンビニのおにぎりの1.5倍か2倍はあると思う。

関連ランキング:おにぎり | 桜山駅御器所駅

イヤマー現象

井山裕太7冠が誕生した。まさか七大タイトルすべてを同時に保持するなんてことはないだろうとずっと思っていた。ちょうど20年前に羽生善治7冠が誕生したのだけど、そのころは安室奈美恵が大人気だった。私が中学生から高校生になった頃だったけど、アムロの真似をした人が岐阜ですら見かけることがあって、アムラー現象って(言葉を知ったのは後からだったかもしれないけれど)凄いことだなと思った。

そういえば7冠のころ羽生善治はテレビにもよく出てきて、ものすごい盛り上がりでフィーバーだったと今でも思う。井山七冠にもそれぐらいの盛り上がりはあるのだろうか。あってほしいと期待はしているのだけど、いまのところはそれほどではないように感じる。羽生善治は寝ぐせのあるまま対局場に現れたりとかそういうことをしていた。井山裕太にはそういう話は聞いたことはない。当時私もよく見ていたNHKの朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」には、現役の将棋のプロ棋士もよく出ていたのだけど、羽生善治はそこに羽生善治名人役で出ていた。井山裕太にもそういう機会はあるのだろうか。イヤマー現象を巻き起こして欲しいと強く思う。

Python と R のインストール on Windows 7

大学のPCでのデータ解析のための環境を整えている。とりあえず必要なのはPythonとRである。プライベートで使っているのはMacなのだけど、今回はWindows7ということで、前もってちょっと調べた。調べたけれど、結局はMacと同じでいけそうだという結論になった。

PythonはWindowsでもMacの時と同じく、Anacondaをインストールするのが良さそうである。Minicondaという最小限のパッケージだけをインストールする人もいるのだろうけど、私の場合は、あとからいろいろ考えてインストールするのも面倒なことだし、まとめてインストールするほうがトラブルも少なそうな気分的な安心感もあって、Anacondaにしている。Anaconda cloud とか Anaconda Navigator とか Spyder なども一緒にまとめてインストールされたみたいで、どういうものなのかまだわからないのだけど、便利そうな気もするのでこれからちょっとづつ試してみたい。

Jupyterも無事にインストールされていた。はじめはlocalhostにうまく接続できなくて困ったのだけど、プロキシの問題だったみたいでその問題は解決できた。これでいつもどおりできそうなので一安心だ。

Rは、結局いつものように、R + RStudioの組み合わせで使うことにした。みんなこの組み合わせでやってるし、私もこれが一番やりやすいと思う。

Conda for Rという記事も見つけたので、そちらでも一応インストールしてみた。これでJupyterでもRができるのだろう。RとR-essentialsというパッケージの詰め合わせがインストールされたみたいだ。そうは言っても、Rstudioの設定などもよくわからないので、とりあえずはCondaのほうはメインではさわらないでいこうと思う。Conda用のRのパッケージというものがあるのだろうか、となるとすべてが揃っているわけでもないようだし、しばらくは様子見かなと思う。

コマンドプロンプトで日本語が文字化けするのがちょっとまだ未解決なのだけど、いまのところはそれ以外は特に問題なくできている。わりと順調だと思う。

大学のLANからlocalhostに接続する

新しい職場でも研究のほとんどはPCに向かってやっているので、そのあたりを整えるのが大事である。ときどきうまく行かなくて止まってしまって、調べたりいろいろ試行錯誤を繰り返している。

大学内のLANの設定がけっこう大変で、IPアドレスやらメールアドレスやら結構時間のかかるものだ。localhostにつながらないのでとてもこまっていたのだけど、ちょうどピッタリの記事を見つけてようやくわかった。そのとおりにやってみればとても簡単だった。

Iternet Explorerをお使いであれば、
1.ツールバーの「ツール」→「インターネットオプション」
2.「接続」タブ
3.「LANの設定」ボタン
4.プロキシサーバーの「詳細設定」ボタン
5.例外のテキストエリアに「localhost」を追加
で、localhostに対しては、プロキシを見に行かなくなります。

http://localhost/と打ったときに、自分のマシンのWebサーバーで.. – 人力検索はてな

この記事から見つけた。引っかかるポイントは割と似ているのだろうか。

日本内科学会東海地方会で優秀演題賞をいただきました

Young Investigator’s Award, The 227th Tokai Regional Meeting of the Japanese Society of Internal Medicine

少し前のことですが、第227回日本内科学会東海地方会で発表した「Schizophyllum commune(スエヒロタケ)によるアレルギー性気管支肺真菌症の1例」が、優秀演題賞に選ばれました。こんな賞をいただくことは初めてなのでとてもうれしいです。加藤先生をはじめ指導していただいた長良医療センター呼吸器内科の皆さまには大変感謝しています。副賞で図書券もいただいたので、勉強の本を何冊か買おうと思います。

「IgA と IgG サブクラスの欠損症」について書きました

IgA with IgG subclass deficiency

3月20日出版の「別冊日本臨床 新領域別症候群シリーズNo.36 免疫症候群(第2版) Ⅲ」の「IgA と IgG サブクラスの欠損症」の項目を書きました。長良医療センター臨床研究部部長の金子先生と共著です。金子先生にはBloom syndrome (ブルーム症候群) について書いた時に続いて大変お世話になりました。

分厚い本なのですが、図書館に1冊ぐらい入っていることが多いので、もしも見つけたら開いてみてください。ちなみに428ページからです。

墓マイラー

さいきん墓マイラーという言葉を知った。有名人のお墓を見つけてお参りする人たちのことらしい。世界恩人墓巡礼というサイトを見ているとそのお墓の数に驚かされる。

お釈迦さんのお墓だとかキリストのお墓だとか聖人のお墓は意外に小さいなと感じた。教科書に出てくる有名人もたいていはこじんまりとしていて、ピラミッドや仁徳陵古墳のようなものはごく珍しい物のようだ。近代の成功者で、はりきってつくったけど今になってみるとダサいなというお墓もあって草葉の陰から後悔しているのではないかと思う。そうは言っても、人は誰しも一度死ぬので、そのお墓に凝ってみるというのも悪くない趣味なのではないかとも思った。

人工知能がプロ棋士に勝った

最近の一番のビッグニュースは、Googleの人工知能AlphaGoが囲碁プロ棋士に勝ったということだろう。つい少し前まで、あと10年はかかると言っていたはずなのに、想像以上に早くその時刻がやってきたなと驚いた。

人工知能VS人間といえば囲碁電王戦を思い出す。そのころはまだまだ弱くて、私でも勝てる程度だった。電聖戦でも日本のプロ棋士と3−4子で対局している程度なので、まだまだアマチュアレベルと思っていた。それが今回はヨーロッパのプロ棋士に勝ったということで、次の相手はなんと李世ドルらしい。どうなることだろう。AlphaGoは、モンテカルロ法とディープラーニングの組み合わせらしい。ディープラーニングは最近一気に色んな所で聞くようになってるけれど私はまだよく分かっていないので勉強しなければと思う。

Google Japan Blog で興味深く感じたのは次の部分だ。

しかし、私たちの目標は棋士の真似をさせることではなく、コンピューターが名人と競い、勝てるようにすることです。

しかしながら、この結果の最も重要なことは、AlphaGo が人間の手によって作られたルールに基づいた「エキスパートシステム」ではなく、普遍的な機械学習技術を使って、囲碁を自らマスターした、という点です。

Google Japan Blog: AlphaGo: マシンラーニングで囲碁を

当然のことながら囲碁以外にも広がっていくだろう。ワクワクすると同時にいったいこの先どうなるんだろうと考えてしまうところもある。

あいちトリエンナーレ2016ボランティア全体研修会

aichi triennale 2016 volunteer

今年はあいちトリエンナーレの年だ。3年前の夏はいろいろな会場を見て回って、面白い作品や魅力的な作家にたくさん出会うことができた。ただ、あれからもう3年もたったとは時間の進むのは早くて驚く。

私は今回のあいちトリエンナーレではボランティアをすることにした。作品を見て回る側だけではなくて、見せる側の立場でも楽しめたらと思ったからだ。そのボランティアの第1回の全体研修会が1月9日に愛知県芸術文化センターの地下1階ホールで開催された。芸術監督の港千尋のスピーチもとても明快でよかった。ほかにも参加アーチストの紹介などもあった。どんな仕事をすることになるのかはまだはっきりとはわからないのだけど、楽しみなのは間違いない。

アート初詣

hatsuharu

今年の展覧会初詣は1月9日だった。三が日は静かに家で過ごしたので今年は第二週目から活動開始だ。ことしもたくさんおもしろい展覧会を見たいと思う。

とりあえず今年の目標は366の展覧会に足を運ぶことだ。去年も同じく平均1日1展覧会を目標にしていたのだけど、達成できなかった。後半は失速してしまってしっかり数えていないけれど、おそらく1年で250程度だったと思う。今年こそは目標達成できるといいなと思う。

もう一つの目標は、どんな展覧会に行ったのかきちんと記録につけることだ。せっかくだからブログに書くことにしよう。できれば一言でもその展覧会の感想を書くようにしたい。

岐阜米子鉄道の旅

1月21日から23日まで鳥取県米子市で日本疫学会が開催される。岐阜から米子までの行き方をいろいろ考えた。自分で車を運転していくことや高速バスを使うことも考えたけれど、やはり鉄道で行くことにした。せっかくなのでぐっとくる方法で行かなければいけない。色々考えて今回選んだ結論は、とりあえずこれかなと思う。

岐阜羽島 ⇒ 米子
2016年1月21日(木)

06:46 ⇒ 14:41

所要時間 7時間55分
運賃[IC優先] 12,830円
乗換 4回

距離 440.3 km

■岐阜羽島
↓ 06:46〜07:19
↓ JR新幹線ひかり491号 博多行
↓ 2番線発 → 13番線着
■京都
↓ 07:32〜09:52
↓ JR特急きのさき1号 城崎温泉行
↓ 31番線発
■城崎温泉
↓ 10:49〜11:33
↓ JR特急かにカニはまかぜ 浜坂行
■浜坂
↓ 12:01〜12:46
↓ JR山陰本線 鳥取行
■鳥取
↓ 13:42〜14:41
↓ JR特急スーパーおき5号 新山口行

■米子

(運賃内訳)
岐阜羽島〜米子 7,340円
岐阜羽島〜京都 2,480円 (特急自由席料金)
京都〜城崎温泉 860円 (特急自由席料金)
城崎温泉〜浜坂 970円 (特急指定席料金)
鳥取〜米子 1,180円 (特急自由席料金)

 

この経路のぐっとくるポイントは

  • 岐阜羽島駅から出発する
  • 「きのさき」と「かにカニはまかぜ」と「スーパーおき」という3つの特急を利用する
  • 城崎温泉駅、浜坂駅、鳥取駅で少しづつだけどそれぞれ待ち時間がある

という3点かな。

周遊きっぷやお得な切符がありそうなのだけど、2人以上で利用というものが多くて一人旅の私にはいい切符が見つからなかった。午後5時までに米子駅に到着すればいいのでもうちょっと時間の余裕もある。途中で下車しておもしろそうな駅や、ほかの路線も考慮できるそうなのでもうちょっと調べてみたい。

追記
特急かにカニはまかぜを利用して城崎温泉駅での時間を増やすように変更しました。

丸善岐阜店がスゴイ

早矢仕オムライス

丸善岐阜店が昨年7月にオープンした。期待以上の品揃えで感動している。特に専門書が充実しているのはさすが丸善だなと思った。こんな立派な本屋を作ってくれたので、私はこれまでアマゾンで買っていた本も丸善で買うようになってしまった。丸善を創業した早矢仕有的は、私とおなじ山県市の出身で、もとは医師であったということで、私は勝手に親近感をもっている。昨年の古田紹欽記念館で開催された早矢仕有的の展覧会は、規模こそ小さかったけれど早矢仕有的の人となりのわかるなかなか良い展覧会だったと思う。それから私は東京に行った時には丸善日本橋店でハヤシライスを食べるのがお気に入りのコースである。

暗いうちから初詣

new year shrine

初詣と行っても面倒くさがり屋の私はたいてい午後になって少しでも暖かくなってから家族に連れられていく事が多かった。だけど今年はどういうわけか、まだ初日の出も拝めないような暗い時間に行ってみることになった。この時に行ったのは、職場にも近い長良天神神社だったのだけど、まばらではあるけれどそれなりに人はいるのだった。薄暗い中を松明から火の粉が飛んでいるなかを歩いて行くのはなかなか雰囲気は悪くないものだった。

new year shrine

境内には書き初めの用意もあった。テントの中には参拝者の書き初めがたくさん飾られていた。これはと思って私も筆を手にとって書いてみた。いざ書こうと思うとなにも書くことは思いつかないものだ。それに書き初め大会のように手本がないとたいしてうまく書けないものだ。とっさの瞬間にも満足するように懸けるようになりたい。

ところで初詣という言葉はいつまで使っていいのだろう。その年の初めてお参りした神社だけなのだろうか。それとも、正月に参った神社は何でも初詣と読んでいいのだろうか。実はよく知らない。

近所の神社へ初詣

hatsumode

初詣に家からすぐ近くの十五社神社という神社に行った。観光スポットのような神社とは違って、初詣に来るのは地元の人がほとんどだ。参道を登って行くと正月なのでいろんな人に会った。お参りのあと、甘酒をいただいた。甘酒をのみながらいくつか話をした。近所の人と話をするなんてことは普段はめったにないなのでなにか新しいことをしているような気分だった。こういうのも悪くないと思った。

あけましておめでとうございます!

noyori ryoji handprint

あけましておめでとうございます!
私は申年生まれですので、今年は年男です。
1年後によくやったと自分でも思えるぐらいに結果を出し続けていきたいと思います。
去年は、何かと決断が遅かったように感じます。条件が揃ってからとまってしまうことが多かったので、むしろその条件を自分で揃えていくような姿勢で臨みたいところです。
それからこれまで以上に新しいことを初めていきたいと思います。長続きしなくてもとにかく新しいことを試してみるようにしたいと思います。

Nikon AF600 は楽しいカメラだ

Nikon AF600

せっかくなので、カメラの話題を続けてみたい。もうコンパクトデジカメは買わないでデジタル一眼レフを買おうかと思ってカタログを集めていたのに、やっぱり「コンデジ欲しい」となってS95を買ったのは Nikon AF600 というカメラのせいである。Nikon AF600 はニコンミニという名前でも有名なフイルムコンパクトカメラであったらしい。だけど、そんなことは知らずにカメラのキタムラのジャンクカゴで見つけて買ったカメラである。

手にとった瞬間、小さくて安っぽいのだけど面白そうなカメラに見えた。ボタンは全部ゴムだし、唯一みえる金属はむき出しのネジだけというプラスチックカメラなのだけど、潔さそうなデザインにひかれて買うことになった。レンズの下の Nikon Lens 28mm 1:3.5 Macro の文字が読めて、広角で撮れる悪くなさそうなレンズに思えたのも買うのを後押ししてくれた。

ニコンミニのな前の通り小さくて軽い。小さくて軽いからかばんに放り込んで持ち出せるのだ。それで36枚撮りのネガを入れて持ち歩いたらどんどんシャッターを押して一気に使いきってしまった。一眼レフではないほうが楽しいかもしれないと思ったし、これならデジタルもコンパクトが楽しいだろうと思った。気楽にシャッターを押せるというのは楽しいということを知ったのはAF600のおかげだ。

このカメラもEOS55もパノラマモードが付いている。むかし、写ルンですのときにもついていたフイルムの上と下を切り取ってしまうあのパノラマだ。90年代のカメラといえばパノラマがあるかどうかというのは大きなポイントだったなあと思い出すのだけど、あのやたらと横長で大きな写真をしまっておくのは結構面倒だったことも同時に思い出してしまう。

以前にブログでも紹介したクリアショットuは使い捨てではない写ルンですといった感じのパンフォーカスのカメラだった。Af600はオートフォーカスのカメラなのだけど、同じくパンフォーカスで(もちろん撮り方次第だけどね。)、コンパクトカメラらしい出来だ。だけどクリアショットuとは全く違ってスッキリと気持ちいい写真が撮れる。とにかく背景をボカせばカッコイイみたいな最近のブームはそろそろ終わって、パンフォーカスの時代が来るんじゃないのかな。

とにかくAF600は気軽にシャッターを切れて楽しい、それでいてキレるカメラだ。S95 は買ってしまったけど、ときどきはまたAF600を持ちだしたいと思う。

玉井裕也です

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