水まんじゅう

大垣の夏といえば水まんじゅうだ。水まんじゅうを出しているお店は大垣市内にたくさんある。その中でも最も有名なお店の一つが大垣駅のすぐ前にある金蝶園総本家である。

この日も店先には行列ができていた。とにかく暑い日で、すぐに水まんじゅうを味わいたかったので、店内で食べることにした。3組ほど順番を待って、三種の餡が楽しめる水まんじゅうのセットを頼んだ。金蝶園総本家の水まんじゅうは老舗らしい上品な味だった。

Mizu Manju Kinchoen

Mizu Manju Kinchoen

Mizu Manju Kinchoen

関連ランキング:和菓子 | 大垣駅

美味しい鉄観音のいれ方

Tieguanyin 鉄観音

昨年11月に上海に旅行したときに中国茶をまとめ買いした。現地のお茶屋さんで見せてもらったときのことを思い出しながら、どうやったら美味しくいれられるのかと試行錯誤している。いま飲んでいるのは鉄観音だ。茶葉はあっても中国茶のための道具はない。だから使っているのはいつも日本茶を飲むときに使っている急須と湯のみだ。

ウェブで見つけるいろんな中国茶に関する記事を読んでわかったのは、沸かしたての熱々の熱湯を注いでいれるというのを、何煎も繰り返すのが良さそうだということだ。何煎も楽しめるのが中国茶の面白いところのようだ。なかでも面白いと思った記事ではこんなふうに書いてあった。

一説に高級な鉄観音は、
1煎目はお湯の味
2煎目はお茶の味
3,4煎目は精髄の味
7,8煎目は最も香り高い味
と、7、8煎目が最も香り高いとも言われるそうです。

たしかに上海のお店でも何杯も出してくれた。1煎目は湯のみに入れたあとそのままひっくり返して流していたのを思い出した。この記事を読んでから余計に、「1煎目はお湯の味」というのを意識してしまう。

そういえば、上海の外灘で偶然に声をかけられた日本語が達者な上海の人が、「日本ではサントリーのせいで烏龍茶は黒い色だと思われているけど、緑色なんだよ」と言っていた。鉄観音も烏龍茶のひとつだけど緑色だ。鉄観音の緑色をみるたびに、その言葉を思い出したりしている。

Tieguanyin 鉄観音

きそば柏屋「山賊そば」

山賊そば

北千住駅から少し西の旧日光街道沿いのきそば柏屋というお店に入った。なんとなく店構えが良さそうで入り口を覗くと繁盛していそうだった。店の中に入ると札がかかっていて、「地獄そば」「山賊そば」「海賊そば」あたりが面白そうだ。お品書きを開いてみると、山賊そばは、味噌の汁に山菜と油揚げが入っているようだ。それが気になって山賊そばを注文した。

山賊そば

汁は醤油ではなくて味噌だ。味噌煮込みうどんのような見た目だけど、八丁味噌ではなくて、米味噌のようだ。山菜がいっぱい入っていて、油揚げも美味しい。さらに大根おろしものっている。肝心のそばの方はというと、あまりそばの風味を感じない。熱々の味噌の味に負けてしまっているのだろうか。いっそのことうどんで作ったほうが美味しいのではないかと思うほどで、そばにする必要はないと感じた。もし、うどんバージョンの「山賊うどん」があるなら次に来たときはそちらで注文してみたい。

個人的な好みや慣れている味覚ということなのかもしれないけれど、甘みのある米味噌はうどんやそばの汁(つゆ)には合わないと思う。それに米味噌では汁がドロッとして麺に付きすぎて、味噌の味ばかりで麺の味がしなくなってしまうと思う。八丁味噌のような豆味噌のほうがドロドロしないし、味もシャープで麺類には合うのではないかというのが私の感想である。

きそば 柏屋そば(蕎麦) / 北千住駅千住大橋駅牛田駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.7

コッコパン

cocco pan

パン屋が好きだ。パンそのものがもちろん好きなのだけど、焼きたてのパンが並べられるのを横目に、トレーとトングを持って店中を回って、今日のパンを選ぶという行為そのものが好きなのだと思う。焼きたてのパンの匂いが店中に満ちていて、店の奥で次々にパンが作られているのが見えるのもわくわくする。

今回行ったのは我孫子市のコッコパン。お店の看板などを見ると、コケーコッコのニワトリが店名の由来なのだろうか。店内にはとにかく色んな種類のパンがある。このお店では、木の実や豆やドライフルーツなどが練り込んであるパンがとくに美味しいと思う。なかでも私は小豆のパンが好きだ。小豆のパンだけでなくてもちろんアンパンも美味しい。パン屋ではついつい取りすぎてしまうのでそこだけはいつも注意している。

cocco pan

コッコパンパン / 湖北駅

昼総合点★★★☆☆ 3.6

自由が丘バーガー

塔の家から少し歩いたところにある自由が丘バーガー青山店に行った。その日は寒かったので温かい店内がとても気持ちよかった。店内も整っていてゆったりできる場所だった。

メニューの中から、店名と同じ「自由が丘バーガー」を食べることにした。1100円である。みずみずしくて温かい玉ねぎとトマトとピクルスが芳醇でよかった。ハンバーガーはとても厚みがあって、紙袋に包んで食べるのだけど、ケチャップが鼻についたり、汁も出てきて、うまく食べられない。それを考慮しても、みずみずしい玉ねぎが印象的な美味しいハンバーガーだった。

jiyugaoka burger

jiyugaoka burger

jiyugaoka burger

自由が丘バーガー 青山店ハンバーガー / 外苑前駅表参道駅青山一丁目駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3

ジャン=ポール・エヴァン「グアヤキル」

東京ミッドタウン地下1階の「ジャン=ポール・エヴァン」に行った。チョコレートが美味しいフランスからやってきたお店である。店内にはチョコレートの甘い香りが充満している。カウンター席に腰掛けると、その香りは目の前のホットチョコレートの鍋からだとわかった。

今日は年間を通して最も売れているという「グアヤキル」を食べた。Wikipediaによると「グアヤキル(スペイン語: Santiago de Guayaquil)は、エクアドルの最大の都市にして最大の港湾都市。」だそうである。エクアドルのチョコレートを使ったケーキなのだろう。濃厚な甘さとで適度な苦味を感じるケーキだった。

ジャンポール エヴァン 東京ミッドタウン店チョコレート / 乃木坂駅六本木駅六本木一丁目駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

ANA国際線エコノミークラスの有料機内食「ちょっと贅沢なお食事」を試した

今回の旅行は、珍しくANAのサイトから航空券を予約した。予約の機内食の選択の画面で、これまでは子供用とか糖尿病患者用とか、ベジタリアン用とかそういうのしかなかったと思っていたところに、「ちょっと贅沢なお食事を2,500 円よりご用意しています。」とあった。なんだこれと思って検索したら、2019年4月からエコノミークラスでも食事を選べるようになったとのことがわかった。

プレミアムエコノミー/エコノミークラスでの有料機内食メニュー新設
サービス開始日: 2019年4月開始予定
予約受付日: 出発時刻の24時間前まで ※深夜便など離陸後に軽食やドリンクのみを提供する便では不可。数に限りあり
対象クラス: プレミアムエコノミー/エコノミークラス
対象路線: 日本発の欧米路線(ホノルル線を除く)
価格: 2500円
 また、ANAの国内線、国際線の機内食をプロデュースする「THE CONNOISSEURS(ザ・ コノシュアーズ)」のメンバーの意見を取り入れ、伝統的な和食器に加え、モダンタイプの食器を3月1日から新たに導入する。
ANA、国際線プレエコ/エコノミーの有料機内食メニューを新設。2500円

新しいもの好きなので、ちょっと贅沢なお食事を試してみることにした。2500円を余分に払わなくてもいつもの機内食は出てくるのに、あえて2500円払って食べるのだ。それなりの違いがあるに違いないと期待して、「和食」と「洋食」の2つから、今回は和食を選んだ。

ちなみに、その時期ごとのメニューは予めANAのウェブサイトで見ることができる。これを見てから選ぶのが賢明かもしれない。出発空港によってメニューが違うようである。甘党の私としては、「成田・羽田発路線ではデザートに「ピエール・エルメ・パリ」とのコラボレーションメニューをご用意しております。」の一文が気になった。

通常はカートから配膳されるけれど、あまりほかに有料機内食を注文する人がいないせいか、別で運んできてもらえた。

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届いた瞬間にいつもと違うことがわかった。まず、いつもはビニール袋に紙ナプキンと一緒に入っているカトラリーが、有料機内食ではきちんと布のナプキンに巻かれているのだ。そして、そのカトラリーそのものもちょっと良いものだった。通常のエコノミーの機内食に付いてくるカトラリーはステンレスだがとても平面的な作りだ。それに、フォークやナイフはちょっと小さめで、スプーンは小さいデザート用だけだったり兼用だったりすることもあると思う。それが、有料機内食に付いてくるカトラリーは、サイズもちょっと大きめで、厚みもしっかりあって立体的な作りなのだ。地上のレストランで出てくるものと遜色ない感じで、手にしっくりくる。スプーンもきちんと2つ付いている。
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メニューもきちんと日本語と英語で付いている。
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器もプラスチックではなくて、白い磁器である。ノリタケ製だった。横を見ると小さなしのぎのような縞模様が縦が入っている。シャープでおしゃれな雰囲気があってなかなかいい。器が違うだけで食事は何倍も美味しくなるのだ。

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気になっていたピエール・エルメとコラボというデザートはこちらの写真(うまく撮れていないのが悔しい)だ。とても美味しかった。このデザートはメニューによると「ヨーグルト・サティーヌ(オレンジとパッションフルーツのコンポートにパッションフルーツのクーリーと、ゼリー状のオレンジを乗せたクリーミーなヨーグルト)」ということだ。白いヨーグルトのように見える部分は、二層になっていて、上にヨーグルト、下にコンポートとクーリーが入っている。
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メインの金目鯛煮付けも美味しかったけれど、いちばん美味しかったのはデザートのヨーグルトサティーヌだと思った。よく考えてみると、美味しいと感じさせた理由は、食事そのものよりもその周りの用具の違いが大きいように思う。器がプラスチックではなくて磁器だということと、カトラリーがしっかりしていて、ナプキンも布だということが美味しさを際立たせていた。

2500円を余分に払ってエコノミークラスであえて有料機内食を予約しただけの価値は十分にあると感じた。

ちなみに、ビジネスクラスファーストクラスの食事はウェブサイトで見ると、ディナーという感じで器ももっと良さそうなものだった。それから、最近よく聞くようになったプレミアムエコノミーは、ドリンク類は増えるけれど、食事そのものはエコノミークラスと写真が変わらないので、通常は同じものが出るようである。そういう意味では私が今回試してみた2500円の「ちょっと贅沢なお食事」という有料機内食は、プレミアムエコノミー以上ビジネスクラス未満という感じなのだろうか。

お福餅(御福餅本家)が進化していた!

Ofukumochi

仙台駅のめぐりめぐるめ(全国の土産物を変えるお店)に東海フェアの看板があってよく見ると、なんと「お福餅」が売っていた。これまで、お福餅も赤福餅も、せいぜい東海地方でしか手に入らないものだった。それが仙台駅で売られていてびっくりした。これは買うしかないということで一箱買って帰った。

じつは、2018年にお福餅のパッケージがが木箱からフイルム包装に変わったのだ。そのおかげで保存料無しで賞味期限が3日間から7日間に伸びたのだ。それで、仙台駅でも売ることができるようになったということらしい。通信販売も可能になって日本どこでも買えるようになったそうだ。2007年には赤福と共に賞味期限偽装で問題になったけれど、それに対する回答として、パッケージを刷新することで賞味期限を伸ばしたというのは、嘘を付かず真面目にやりますというだけよりも、真摯に対応していて、かっこいい回答だと思う。なによりしっかりパックされてるから、干からびたり固くならないのもいい。

正確には、紙箱の中にフイルム包装があるという二重構造である。そういえば、いつの間にか包み紙も変わっていた。どうやら1998年かららしいのだけど、名前が「御福餅」から「お福餅」になっている。それにイラストも夫婦岩になって二見ヶ浦らしさが全面に出ているようになった。

お福餅は赤福餅と間違われてというか、赤福の類似品だと勘違いしている人が時々いるのだけど、そうではない。たぶん伊勢には昔からあんころ餅屋がいっぱいあってその中で成功して大きくなったのが赤福とお福餅なんだろう。とくに赤福は名古屋駅のキオスク等でも平積みにしてたくさん売っているので、名古屋の名物と間違われるぐらいに土産としてたくさん売れていると思う。見た目も味も似ているので、私は食べ比べてもあまり違いが良くわからないのだけど、あえて言うなら見た目で、赤福のほうが色がより黒っぽくて、お福餅のほうがわりと白いというか薄い色だと思う。赤福よりもお福餅のほうがどちらかといえば水分が多いのかみずみずしさがある気がする。どちらも好きなんだけど、仙台でも買えるようになったということで、しばらくはお福餅をひいきにしたいと思う。

桜山駅周辺食べ歩きマップ3

今回も、桜山駅周辺食べ歩きマップの続きだ。

桜山駅周辺食べ歩きマップ 1 2 3

○サクラサイドテラス(名古屋市瑞穂区瑞穂町川澄1 名古屋市立大学西棟 1F)
カレーといえば、桜山キャンパスの西棟のなかにあるサクラサイドテラスのカレーもスパイシーでおいしいです。カレーもおいしいですが、それ以外のメニューもおすすめです。個人的には「5時間煮込んだトマトパスタ」と「大きな有頭海老フライランチ」が特に好きです。

○タルボット(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-29)
名古屋市博物館の北にあります。アンティークな雰囲気のお店です。ランチのメニューはどれもおいしいのですが、イタリアンのお店ということもあって、スパゲッティが特においしいと思います。ここの「アラビアータ」が私の好みです。

○長寿園(名古屋市昭和区菊園町1-16)
大学の正門を出て南側の通りを東に歩いて野垣病院のすこし先にあります。あんこがとてもおいしい和菓子屋です。上生菓子はいつもどれもおいしいので一つか二つ買って帰って家でゆっくりいただきます。買い物に行くとたいてい味噌松風というこのお店の人気のお菓子一切れとお茶を一緒に出してくれてうれしいです。それから、本わらび粉で作ったここの「わらび餅」は、やわらかくて中のあんこも美味しくて、名古屋の和菓子屋では一番だと思います。

○鰻とみた(名古屋市昭和区菊園町3-19-1)
長寿園からさらに少し東に歩いたところにある鰻屋です。鰻屋なので当然ですが「うなぎ丼」がおいしいです。この鰻屋には、私が研修医だった頃に呼吸器内視鏡の学会が名古屋市立大学であったときに食べに来た思い出があります。道路に向けて2台の換気扇から放出される鰻の焼ける匂いでつい食べたくなってしまいます。

桜山駅周辺食べ歩きマップ2

昨日に続いて、桜山駅周辺食べ歩きマップである。

桜山駅周辺食べ歩きマップ 1 2 3

◯キッチン和(名古屋市昭和区陶生町1-8)
山本屋のすこし東にある定食屋です。日替わりランチは、肉、魚、丼の3種類あってそれぞれ700円でどれもおいしいです。ほかにもいろんな定食のメニューがありますが、私は、このお店の魚の唐揚げや竜田揚げやフライがとくに好きです。

◯ブレヴァン(名古屋市昭和区陶生町1-7-6)
八熊通りにあるパン屋です。いつも駐車場に警備員がいるぐらい人気で、店内も常に人でいっぱいです。甘いもの好きな私は、フルーツがのっているパンやパイが好きで、ときどき買って帰ります。

◯吉野家 市大病院前店(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-2)
地下鉄桜山駅の5番出口のすぐ脇にあります。個人的な牛丼やカレーの好みは吉野家よりもすき家なのですが、大学生時代によく出場していた囲碁大会の会場の横が吉野家で昼休憩にはいつも利用していたこともあって、今もなんとなく気になる牛丼屋チェーンです。このお店の奥にはいまだに喫煙室があります。名古屋市立大学禁煙推進委員会の委員を拝命している私としては分煙ではなくて禁煙にしてほしいところです。

◯ブルーデル(名古屋市瑞穂区駒場町5-12-5 ハイライズ瑞穂 1F)
以前は今の場所よりもう少し北の、「市大病院前」交差点のすぐ西にあった人気のパン屋です。ドイツパンで有名だそうです。パンのことはよくわからない私は、レーズンやナッツなどが生地に入っているパンを2、3個買って帰ります。家でもう一度温め直してお茶と一緒に食べるのがいいです。

◯なつめコーヒー(名古屋市瑞穂区駒場町1-10-1)
ここは滝子キャンパスでの教養の講義に向かう途中で見つけたコーヒー屋です。桜山は毎年春にカレーまつりが開催されているぐらいカレーがおいしい街だそうですが、このコーヒー屋のカレーもなかなかおいしいです。ランチタイムは「日替わりカレー」が出てきます。

桜山駅周辺食べ歩きマップ1

私の所属する研究室の同門会誌に以前投稿した文章を少し修正して何回かに分けてブログに載せることにする。私の勤務する名古屋市立大学医学部のある桜山駅の周辺の主にランチタイムの食べ歩きの記録である。一応どのお店も複数回行ったことのあるところばかりで、完全に個人の行動記録ではあるけれど、桜山駅周辺の食べ物屋のとしてはかなり網羅したものになっていると思う。

桜山駅周辺食べ歩きマップ 1 2 3

◯石焼&ワイン イワタ(名古屋市昭和区桜山町5-98)
桜山の交差点にあるお店です。ディナーは値段が高いのでまだ行ったことがありません。1階の目立つ場所に「てり焼きソテー丼750円」と張り紙してあります。たしかにてり焼きソテー丼もおいしいのですが、私のおすすめは「コラボランチ」です。コラボランチはハンバーグとカレーが一つのお皿に一緒になっているものです。ハンバーグカレーという名前ではないのは、ハンバーグの方にはカレーではなくてデミグラスソースが掛かっているからだろうと思います。

◯さくとん(名古屋市昭和区桜山町5-98-7)
こちらも交差点に何軒か並んでいるお店の一つです。とんかつも唐揚げもおいしいお店ですが、どんぶり好きの私はたいてい「味噌かつ丼」か「ソースかつ丼」を選びます。カウンター席だけの狭いお店ですが、目の前でとんかつが揚げられるのを見ながら待つのは、とんかつ気分も盛り上がってなかなかいいものです。

◯米屋の手づくりおにぎり 多司 桜山店(名古屋市昭和区桜山町5-98-8)
「さくとん」の隣にあるおにぎり屋です。名古屋市内にいくつか出店しているチェーン店だそうです。ここのおにぎりはとにかく大きいのが特徴です。コンビニのおにぎりの2倍の大きさですが値段はコンビニおにぎり1個分と同じです。すぐにお腹いっぱいになります。大きいだけではなくて、ご飯はふんわりとしてしかも具だくさんでとてもおいしいです。私のお気に入りは、「しゃけ」と「しぐれ」と「わさび」と「菜めし」です。

◯喫茶とバー エブリデイオフ(名古屋市昭和区桜山町4-70)
ボンボンセンターという昭和のノスタルジーを感じる横丁の入口にあります。今年になってから洋菓子喫茶ボンボン桜山店の跡地にできました。内装は喫茶ボンボンのときのままだそうで、山小屋風で暖炉もあってのんびりできる雰囲気です。食事のメニューも揃っていて、ランチもやっています。「カレー」や「ドリア」がおいしいです。

◯山本屋本店桜山店(名古屋市昭和区桜山町6-105-5)
昭和郵便局の東にあります。特に理由もないのにどういうわけか山本屋の味噌煮込みうどんが食べたくなることがときどきあります。使い込まれた土鍋を見ると山本屋に来たのだという気分になります。個人的には、山本屋の生煮えのような芯のある麺よりも、よく煮てあって麺が半分ほど溶けたぐらいのものの方が好みで、家で味噌煮込みうどんを作るときはぐつぐつと長時間煮ます。ランチタイムは、ご飯と漬物が付いてきます。

コンビニアイスクリーム

ロッテ フルーチェアイスバー

本格的に暑くなってきた。アイスクリームの季節だ。アイスクリームを食べたいという衝動は急なので、たいていはコンビニアイスがそれに応えてくれる。コンビニでアイスを買って、そのまま駐車場の日陰や車の中でエアコンを効かせて食べるのが美味しい。

コンビニアイスのファンとしてちょっと蓄えてきた経験からすると、200円のアイスはまずどれも美味しい。100円のアイスだとこの選択はハズレかなと感じることがそこそこある。150円ぐらいのアイスでアタリを出すとけっこううれしいもので、今のわたしの興味は150円程度のアイスのように思う。

個人的な好みもあるだろうけど、ストロベリー味はハズレが少ないと思う。チョコレート味だと、高級チョコをうたっているのもあるけれど、あんまりそれとアタリハズレは関係ないような気がする。それより、溶けたチョコレートでシャツを汚すことに気をつけたほうがいいと思う。

肉食バーガー 草食バーガー

httpv://www.youtube.com/watch?v=9cMDIeNfLOA

朝起きたら一人だけ取り残されていたという時には、パンを食べることが多い。最近は超熟をよくたべる。小林聡美の真似をして二つに割るのはDIYな気分を盛り上げてくれていい。だけど料理が全くできない僕は卵やベーコンを焼くのは諦める。冷蔵庫の5枚パックのハムととろけるチーズがあれば大丈夫だ。片っぱしからはさめばいい。それが無いときは夕べの残り物をはさめばいい。CMのようにパンに乗っけるだけだと床に落として朝から嫌な気分になる。シーチキンの缶詰丸ごとひとつ使ってしまうと朝から相当に贅沢な気分に浸れる。パンを食べながら新聞を読むとホームドラマの気分までも味わえる。ひとりとりのこされるのも実は楽しい。

正しいカレー

私は優等生だから「正しい」ということに安心する。正しいというだけで安心し、正しくないというだけで不安になる。なにをみてもそれが正しいかどうかと真っ先に考えてしまうのだ。それは正しいのだろうか。

カレーには四つある。「左がカレーで右がライス」、「左がライスで右がカレー」、「手前がカレーで奥がライス」そして、「手前がライスで奥がカレー」だ。見た目に正しいのは手前と奥に分かれるパターンだと思う。左右にカレーとライスが配置されるのはどうもバランスに欠けると思う。人間は左右のシンメトリーに安心を感じるものだ。だけど実際に食べる時となると話は別だ。左にライスで右にカレーを持ってきた方が食べやすいと思う。カレーライスは、カレーとライスの境界線で食べるものだ。そして日本人は箸をスプーンに持ち替えたところで、箸の使い方しかできないのだ。スプーンを手前や奥に押したりするのは苦手だ。だからたぶん、右にあるカレーを左のライスに持っていくのが正しいだろう。

ただ、レストランでカレーを注文するとカレーを手前に向けてを持ってくるウエイターが多い。美的に正しいからだ。だけど、私は思わずウエイターを目を遣る。視線がこちらをむいていないのを見計らって90度だけ右に回転させる。この90度の回転というのは正しいのだろうか。だけど多分、全国のレストラン、洋食屋、カレー専門店で行われているに違いない。私がカレーを90度回転させているとき、別の場所で誰かが90度回転させているのだ。カレーを食べようという瞬間、私は見知らぬ誰かとシンクロしている。カレーってなんと楽しい食べ物なのだろう。

牛丼屋のカレー

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実は私は牛丼があまり好きではない。牛丼が好きでないのか牛丼屋が好きでないのかははっきりしない。柳ケ瀬の吉野家にいい思い出がないのは確かだ。狂牛病騒ぎで牛肉絶滅の危機なんていうときに、牛丼屋に行列を作るひとの気持ちは全くわからなかった。それは自分が牛丼を好きでないことを知っていたからだろう。ただ、あの騒動のおかげで、牛丼以外のメニューが増えたのはうれしい。

いつの間にか帰り道にできていたすき家に立ち寄った。そこで、食べたのがカレーなのだ。牛丼屋のカレーがなかなかおいしかった。もはや牛丼なんてメニューにいらないと思う。店に入ったのも看板に牛丼と並んでカレーと書かれていたからなのだけど、看板に書くぐらいだから昔からやってたのだろうか。なか卯は看板にいろいろ書いてあって牛丼屋なのか何屋なのかわからないけれど、すき家は牛丼とカレーだけが書かれていた。

すき家に入ったのは初めてだったけど、店内は悪くなかった。広々としていたのが良かった。ただたんに郊外にあるから広かっただけかもしれない。24時間禁煙だし、カウンターではない席もあるし、それになにより水が麦茶だ。はじめは汚れたコップに水いれてきたのかと思ったので、突き返してやろうと思った。紛らわしいから気をつけないといけない。その店はドライブスルーが人気みたいで店内で食べる人数よりも多そうだった。ドライブスルーで牛丼なんて買ってどう食べるんだろう。ハンバーガーみたいには食べられないだろうに。ゴミはどうするんだろう。家に帰ってから食べるんだろうか。

ところで、すき家は店舗数で吉野家を抜いてナンバーワンらしい。吉野家が一位だというのは全くの思い込みだったなんて、そんなこと今日まで知らなかった。松屋はどこに行ったのだろう。松屋は味噌汁がついたはずだ。カレーにも味噌汁がつくのだろうか。カレーは好きなのでおいしいカレーなら食べてみたいと思う。すき家でのカレー体験は今後も、いろんな牛丼屋でカレーを食べてみるきっかけになりそうな気がする。

野菜ジュースはトマトが基本

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野菜ジュースの世界では常に二つの勢力が争っているような気がする。トマト派とニンジン派である。野菜ジュースのベースとなるべきはトマトか、あるいはニンジンか、これまで幾度となく議論されてきた。双方の言い分はわかるのだけど、ここで結論を下すことにする。野菜ジュースのベースはトマトが基本だ。野菜ジュースは嗜好品だから各人の嗜好に合ったものがいいなんてことではいけない。

どうしたらいいのかわからなくなった時はとりあえずWikipediaに頼るべし。なんと、野菜ジュースに元祖があるらしい。キャンベルのV8野菜ジュースこそが野菜ジュースの元祖らしい。ちなみにこのV8野菜ジュースは、私も飲んだことがるけれど、間違いなくトマトベースの野菜ジュースである。

元祖がトマトベースと知れたとなると、次なる疑問は本家はどちらかということになる。何を基準に本家野菜ジュースを決めたらいいのだろう。とりあえず、gooランキングをみる。どうやら本家はカゴメ野菜ジュースということらしい。こちらもトマトベースである。というわけで元祖も本家もトマトだった。

それでは今後はどうしたらいいのか考えてみた。野菜ジュースの基本がトマトだとしても、ニンジンベースの野菜ジュースも根強い人気がある。そういうわけで、トマトベースの野菜ジュースが好きな人が今後さらに自信を持って飲み、ニンジンベースが好きだという人が今後はトマトベースの野菜ジュースもたまには飲むようにするのが、ちょうどいい加減だと思う。

ほっともっと

ほっともっと Hottomotto

よく通る道にほっともっとができたのでときどきお世話になっている。コンビニと違って注文した弁当をその場で作ってくれる。つくりたてなのだからおいしそうな気がしている。それにコンビニよりも弁当の種類が多いのもいい。メニューにあるものを言えば作ってくれるのだから種類が多いのも当然か。それに注文を受けて作るから売れ残りの無駄がないのだろう。そのせいで値打ちな価格で売ってくれるのだろうか。

ただ、いつも気になることがある。注文した弁当によっては、出来上がるまでに時間がかかることだ。いや、時間を待つこと自体は何とも思わない。待つといってもせいぜい数分程度のことだ。店内の広告などを見ていれば時間なんてあっという間に過ぎる。気になるのはその待ち時間にほかにも客がいた場合だ。そんなに広くない店内で弁当の出来上がりを待つ別の客と一緒になるとうのはどうも苦手だ。弁当を買いに来た客に話しかける理由もないし、どうやり過ごしたらいいのかわからない。私がよく行くほっともっとには窓際に椅子がある。だからといってそこに座ればいいわけでもない。すでに誰かが座っている隣にまた座るというのは勇気がいるのだ。そうはいっても、立って待っているときにまた別の客がやってきたら、注文の邪魔をしているようで申し訳ない。

弁当屋だけでなくて似たことはよくある。どうしても逃げられない一か所にあかの他人と居合わせた気まずさは理解してもらえると思う。とりあえずほっともっとで、そういうときにどうするものか試行錯誤してみることにする。いい方法を見つけたら報告したい。あるいはいい方法があったら教えてほしい。

袋めんにはソーセージ

ネットオタクなら一日一回はYouTubeを覗くだろう。私もそんな一人である。そのYouTubeの中でも特に面白いのがtontantinのチャンネルだ。これまでに何度感動したことだろう。即席ラーメンを30秒程度でひたすら紹介するだけなのだけれど、これがまた一度開いたら必ず最後まで見てしまうというすごいビデオぞろいなのだ。

即席ラーメンといってもこのtontantinではカップめんと袋めんの両方を紹介している。しかし特に注目すべきは袋めんのほうだろう。たいていのビデオは

3D形状確認 → 内容物確認 →  キャベツはオプション →  ゆで開始! →  粉末スープ投入! → 随時撹拌!(ソーセージはオプション) → 盛付け! → 完成!

という構成である。しかしここで、ちょっと気になることがある。「キャベツはオプション」と「ソーセージはオプション」である。「オプション」といいながらこのtontantinはいつもキャベツとソーセージを入れているのだ。なにか深い理由があるのかもしれない。理由はわからないけれど、不覚にも私は影響されてしまった。いつごろからか、キャベツとソーセージのない即席ラーメンは不完全なものにさえ見えてきてしまったのだ。

とくにソーセージにかなりこだわりがあるような気がする。なんとNo.3521 日清食品 チキンラーメンでは、完成するといきなりソーセージが登場するのだ。全国的に即席ラーメンにはソーセージというのは受け入れられているのだろうか。いまのところその真偽を私は知らない。ともかく、キャベツを切るのは時間も手間も面倒だから省略するとして、ソーセージはただ麺と一緒にゆでるだけだから誰にもできそうだ。即席の名を否定しないソーセージは即席ラーメンには似合っている。ただ、ソーセージ以外でもいいような気もする。知っている人いたら教えてほしい。

コンビニ弁当ナビ

ヤマザキデイリーストアー Yamazaki Daily Store

毎朝必ずチェックしたいサイトがある。それがウワサのコンビニ弁当ナビである。これを見てから、今日向かうべきコンビニを決断する。決断というほど大げさなものではないけれど、どんな弁当を買うかは毎朝の悩みなのだ。このサイトのおかげでコンビニに行くのが楽しくなる。

コンビニ弁当が好きになってもう10年ほどになる。最近ますますコンビニで過ごす時間が増えてきたような気がする。弁当を買おうと思って入ったのにすぐに決められないのも大きな理由である。わたしはコンビニでめん類を買おうという気持ちになることは少ない。たぶん、めん類だけでは満足できないと思っているからだと思う。

これまでの経験からコンビニ弁当について言えることがいくつかある。思いつくままにあげてみる。

・企画物弁当は値段が高いばかりで、おいしいことはめったにない。
・「肉」がメインの弁当は塩分取りすぎになると思う。
・肉の下に敷かれたスパゲッティは脂ぎっている。
・400円以下のお買い得な弁当は揚げ物が多い。
・500円台前半の弁当はたいていおいしい。
・弁当についてくる漬物はいらない。
・どのコンビニでも幕の内弁当は悪くない。

もうちょっとまとめて書くことにする。それまではコンビニ弁当ナビを参考にいろいろな弁当を食べたいと思う。