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  • ユキノシタとダイモンジソウ

    家の周りの庭や土の見える場所があるのだけど、全体的に日陰の場所が多い。だから日陰に強い植物を選んで植えるようにしている。ほったらかしでもどんどん増えているのがユキノシタだ。いつのまにか北側の塀とコンクリートの隙間のような狭いところにびっしり生えていた。

    Saxifraga stolonifera ユキノシタ

    ほかにはシダも生えている。

    シダ

    さいきん、園芸店でダイモンジソウというユキノシタの仲間を見つけて買ってきた。これも日陰が好きだというので、アジサイの近くの柿の木の日陰のところに植えることにした。いまのところ元気そうだ。夏か秋には花も咲くそうで、どんな色のどんな花なのか今から楽しみだ。

    Saxifraga fortunei var. alpina ダイモンジソウ

    Saxifraga fortunei var. alpina ダイモンジソウ

    ユキノシタは葉っぱは天ぷらなどで食べられるし、生薬にすることもあるそうだ。家に生えているのはまだ食べてはいないけれど、触ってみるとけっこう肉厚なので美味しいのかもしれない。

  • ヤマアジサイを植えた

    ヤマアジサイの苗を2種類買ってきて植えた。ずっとあじさいを植えたい、できればヤマアジサイで気に入ったものが見つかればと思っていた。たまたま近所のユニディ(ホームセンター)で見つけることができた。

    Hydrangea serrata ヤマアジサイ

    Hydrangea serrata ヤマアジサイ

    吉岡麗子さんという人が作った苗だそうだ。花の付き方がおもしろいし、色もちょうどいいと思った。柿の木の横がすこし空いていて、いい具合に日陰でヤマアジサイに丁度いいのではないかなと思っていたので、そこに植えることにした。西洋アジサイほど大きくはならないだろうけれど、もう少し大きくなったらいいなと期待している。


    それから3日ぐらいして、右の青い花のほうの元気がない。ポットから植え替えるときに根っこを傷つけてしまったのか、それとも肥料など混ぜすぎて良くなかったのか、原因はよくわからない。とりあえずもうしばらく様子を見るしかないのかなと思う。

    (植えてすぐ)
    Hydrangea serrata ヤマアジサイ

    (3日後)
    Hydrangea serrata

  • 映画「感染列島」

    家で過ごすことが多くまたAmazon Prime Video をよく利用するようになった。2009年の映画「感染列島」を見た。この映画を公開した直後に新型インフルエンザの流行があったそうだ。現在の新型コロナウイルス感染症流行の前にもなにか似た感染症のアウトブレイクを扱った映画の公開はあったのだろうか。

    映画はおもしろかった。妻夫木聡はこの映画でも情に厚い現場の医師の役で、檀れいはWHOから派遣された医務官なのだけど実は妻夫木聡の大学の先輩で元恋人という役だ。展開そのものには波乱は少ないのだけど、おもしろい場面が散りばめられていると思う。まず、未知のウイルス感染症に感染して、エボラ出血熱のさらに激烈なイメージなのか、目から出血したり吐血したりする描写が強烈だ。それから、感染症の蔓延に伴って街がどんどん荒廃して、内戦中のシリアのような様子になっていた。コロナウイルス感染症でもさすがにこんなことにはならないだろうとは思ったけれど、1000万人も死亡するような状況になればそういうこともありうるのだろうか。それから感染症研究所の研究員役のカンニング竹山が野武士のように、現場に侵入して検体を取って手柄をあげようとする場面があって、研究者の生命力を感じられるいいシーンだと思った。

    感染症アウトブレイクに関する映画はいっぱいあるのでまた探してみてみようと思う。

  • 美味しい鉄観音のいれ方

    Tieguanyin 鉄観音

    昨年11月に上海に旅行したときに中国茶をまとめ買いした。現地のお茶屋さんで見せてもらったときのことを思い出しながら、どうやったら美味しくいれられるのかと試行錯誤している。いま飲んでいるのは鉄観音だ。茶葉はあっても中国茶のための道具はない。だから使っているのはいつも日本茶を飲むときに使っている急須と湯のみだ。

    ウェブで見つけるいろんな中国茶に関する記事を読んでわかったのは、沸かしたての熱々の熱湯を注いでいれるというのを、何煎も繰り返すのが良さそうだということだ。何煎も楽しめるのが中国茶の面白いところのようだ。なかでも面白いと思った記事ではこんなふうに書いてあった。

    一説に高級な鉄観音は、
    1煎目はお湯の味
    2煎目はお茶の味
    3,4煎目は精髄の味
    7,8煎目は最も香り高い味
    と、7、8煎目が最も香り高いとも言われるそうです。

    たしかに上海のお店でも何杯も出してくれた。1煎目は湯のみに入れたあとそのままひっくり返して流していたのを思い出した。この記事を読んでから余計に、「1煎目はお湯の味」というのを意識してしまう。

    そういえば、上海の外灘で偶然に声をかけられた日本語が達者な上海の人が、「日本ではサントリーのせいで烏龍茶は黒い色だと思われているけど、緑色なんだよ」と言っていた。鉄観音も烏龍茶のひとつだけど緑色だ。鉄観音の緑色をみるたびに、その言葉を思い出したりしている。

    Tieguanyin 鉄観音