名城公園にジョギングコースがあって、それを半分ぐらい歩いたところで、「御深井橋」を見つけた。御深井橋といえば御深井焼の御深井に違いないと思った。名古屋城の中で焼かれたというけれど、今もその地名が残っているんだと気持ちが高ぶった。数百年前にはこの辺りで焼き物を作っていたのかと思うとただの平坦なジョギングコースに立体感が出てくる。歴史のあり場所というのは見過ごせないものがあるなと思った。
Blog
-
はじめまして
山田太郎は、暇を持て余した週末に美術館やギャラリーをぶらぶらうろついている。どうせ暇なのだし、ただうろつくだけでは勿体無いからなにか記録をつけなさいと言われて、つくったのがこのブログである。
-
名古屋市役所のタイル
6月は名古屋の病院への研修だったこともあって、名古屋市内の色んな所をぶらぶらした。そんななかで、名古屋城の近くの官庁街は特にその建築物で見どころが多いと感じた。
名古屋市役所本庁舎は国の重要文化財にも指定されている。外から見て、良い建物だなあとは思っていたので、ようやく中にはいれたという感じだった。見渡すと噂通りそこら中のタイルがつくる特別な雰囲気がよかった。愛知県陶磁美術館でのタイルと陶壁のプロジェクトの講演でも紹介されていたけれど、実物はそれ以上で写真で見せられただけではわからない魅力を感じた。写真は地下食堂の壁のタイルで、見れば見るほどいいなとおもって思わず色んな角度から見たりさわったりしてしまった。