カテゴリー: 日記

  • 柳宗元と柳宗悦

    最近になってようやく、この二人の違いがわかった。柳宗元は大昔の人で、柳宗悦は少し昔の人だ。これまで同じ人だと思っていた。柳宗元を耳にしては柳宗悦を思い浮かべ、柳宗悦を目にしては柳宗元を思い出していた。赤っ恥だ。どうしてこういう事になってしまったのか。それに柳宗悦が所ジョージだったなんて。危ない橋を渡るところだったゾ。

    ところで似た名前を区別して思い出すのは難しいことだと思う。だけど本当は逆だ。似ているのだから区別しやすいのだ。全く似ても似つかない物をわざわざ区別する方がよほど難しい。柳宗元と柳宗悦なんて似ているかどうかすら考える余地のない別人だった。

    このあいだ大学のエレベータの中にチラシを見つけた。新しく入った大きなNMR装置の内覧会のお知らせらしい。「あなたも800ステラの世界を体感しよう!」ってなんか変だ。ステラってNHKのTVガイドじゃないか。そういうことを見つけて帰り道が少し楽しなった。そういうことを見越して書いているのなら、やられた。負けたのはこっちかもしれない。

  • メリークリスマス

    Weihnachtszeit / old fashioned christmas time
    Creative Commons License photo credit: Libär

    もうクリスマスが終わって26日になってしまったのだけど、気にしない。僕は厳格なキリスト教徒ではないから細かいことは気にしてない。厳格どころか信者ですらない。神棚と仏壇のある家に生まれたから、むしろそっち方面だ。

    戦場のメリークリスマスという映画を見たことがある。それ以来、いつかは「メリークリスマス、ミスターローレンス」と言いたいと思っていた。そう言う機会を密かに窺ってきた。しかし今年もその機会を逃してしまった。残念だ。また来年こそはそういう機会を作ろう。誰かが部屋から出て行くところを呼び止めて、なんて都合のいいことは滅多にないのだ。

    あと1週間でカレンダーも終わりだ。やりのことしたことが多いのでもう少し延長をしてほしいと考えている。カラオケボックスの「残り10分です」のコールのようだ。まだ何曲も予約が入っているなんてときはどうしたらいいんだろう。やはり、そんなコールを気にせず歌うしかないのだろうか。困った困った。

  • ポッドキャストはじめました

    the mrbrown show: Podcast Studio v4
    Creative Commons License photo credit: mr brown

    しばらく前に腕をけがをした。キーボードに文字を打つのは難しい。とても骨の折れることだ。そうでないときでも何か文章を書くというのは本当に疲れることだ。何を書いても気に入らないことばかりだし、消してしまってまた書き直してなんてことを繰り返すだけだ。何度も書き直しているうちに「やーめた」ってことになって全く更新できずに時間だけたってしまうのが続いている。いっそ書き直せないようにしたらすっきりとするのじゃないか。そんなことを考えているうちに、ポッドキャストにしようと決めた。

    実はずっと前に気になってやってみようとしたことがある。そのときは自分の声を聞いて気持ち悪くなってすぐに消してしまった。だからまだれにも聞かれていないと思う。いま、ケータイから見てくれているひともいるのでもしもケータイから聞けないのなら申し訳ないと思う。たまにはパソコンからみてもらったり、ケータイ用にあるポッドキャストのアプリがあればインストールして聞いてくれたらうれしい。

  • ケータイのストラップ

    ストラップ
    Creative Commons License photo credit: kirainet

    ケータイにはストラップがついているけれど、何の為にあるのかよくわからない。昔のケータイの取扱説明書にはたしか「通話の時はストラップに腕を通して使用してください」なんて書かれていたような気がするけれど、そんなこと納得できない。腕を通そうとして持ち換えたりすることのほうが、落下させる原因になりそうなものだ。これはやはりケータイのストラップというのは、飾りなのだろう。それ以外に役割を与えたことがない。

    そうはいいながらも、私は10年以上携帯からストラップを外したことがない。土産物売り場に立ち寄ると、必ずと言っていいほどご当地キャラのついたストラップが売られていて、そしてまたなぜだかそれを手に取ってしまう。私のケータイにつているのもサントリーの山崎蒸留所で思わず買ってしまったものだ。これは手を通す穴が小さくて指が三本しか通らない。そういえば以前は首にかけるわけでもないのに、ネックストラップをつけていた。長いストラップのほうが、鞄の中で迷子になった時に見つけやすかったので、重宝していたような気がする。だけど、それ以外のときには邪魔なことが多くてやめてしまった。

    ところで、ストラップを取り付ける位置についてちょっと気になることがある。たいていのケータイには取り付け用の穴が付いていると思う。私がいま使っているノキア製のN82ではケータイを正面から見て左上に穴がある。これって適切な位置なのだろうか。ストラップに腕なり指をかけて使えというのなら左下か右下のほうが便利じゃないのか。ネックストラップならなおさら下のほうに付いていたほうが首にかけたケータイを手に取った時に画面を見やすいと思う。前に使っていた702NKには右と左の二か所にストラップ用の穴が付いていた。右利きでも左利きでもという配慮なのだろうか。ケータイのストラップは飾りであると考えるなら、一番目立つ所につけたほうがいいということになるかもしれない。ストラップ用の穴が二つあるならストラップも二つ付けるのがいいのかもしれない。ケータイなんて持ち歩くよりもどこかに置いておく時間のほうが圧倒的に長いのだから、その置いておく時の見栄えが良くなるようにするべきなのかもしれない。というわけでなにひとつ結論は出ないのだけど、土産物屋でストラップを選ぶときにはいさぎよく見た目重視で選べばいいのだろうと思う。